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​若月ドクター疾患名解説

​・・・かもしれないと言われたら、事前に調べてあわてない

若月クリニック 泌尿器科疾患名解説 イメージ画像

「・・・じゃない?」「・・・の疑いがあるかもしれません。」そんな風に何気なく言われたら、とても気になるものですね。いったいそれはどんな病気なの?どんな症状?どんな治療をするの?・・・
若月ドクターがわかりやすく丁寧に解説しましょう。

陰嚢の疾患

精索静脈瘤

◆精索静脈瘤とは

精巣の上部がやわらかく腫れて、軽い痛みがありますが、臥位になると腫れが引きます。 
陰嚢内の静脈が拡張して痛みを伴うことがあり、男性不妊の原因となる病気です。 
精索静脈は陰嚢の付け根付近から、おなかの中に入って、左では腎静脈、右では大静脈へつながっています。この静脈には逆流防止の弁がありますが、これの発育が悪いと、精巣のほうへ静脈が逆流して、静脈瘤となります。特に立位では症状が悪化します。治療は静脈を結紮する手術が必要です。

桂枝茯苓丸(漢方薬)が精巣の疼痛には有効で手術するほどではないが疼痛が持続する場合に使用される。 

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◆精巣上体炎(副睾丸炎)

精巣から出た精子は精巣上体を通って精管から精嚢、尿道へ移動します。
尿道から逆に精巣上体に菌が入ると、精巣上体が硬く腫れて、痛みを伴い、発熱も起こることがあります。大腸菌などの細菌が原因の場合は発熱を伴い、痛みも高度になります。 
性感染のクラミジア性の場合には、痛みは軽く発熱もありません。ただ性感染でも淋菌の場合には痛みが強く、発熱も伴います。 
 

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精巣上体炎

◆精巣腫瘍

精巣が大きく硬く腫れてきます。30-40歳程度の男性に多く見られます。 
痛みはありませんが、悪性腫瘍ですので早急に診断して手術治療が必要です。 

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精巣腫瘍
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