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06-6372-2002
院長コラム
泌尿器科専門医、性感染症学会認定医の若月院長からのお知らせや、アドヴァイスなど随時掲載いたします。
非クラミジア非淋菌性尿道炎
マイコプラズマ、ウレアプラズマなどの他原因不明の尿道炎もあります。
一応クラミジアと同じ治療が有効とされています。
しかしマイコプラズマやウレアプラズマではジスロマックやテトラサイクリンの効かない種もあるようですので、まだまだこの分野での治療薬の開発が望まれます。
尿道炎があるけれども、淋菌もクラミジアも検出できないもので、マイコプラズマ、髄膜炎菌などが報告されています。岐阜大学からの報告では16種類の病原のPCR検査を行っていますが(淋菌、クラミジアのほか、マイコプラズマ、トリコモナス、ヘルペスなど)71/163例(43.6%)で原因が不明でした。
解説:
毎日の診察で見ていても、原因が不明で、抗生物質の効果が不良なことが時々あります。
外国からの報告でもこのような難治例があります。
一般的な治療が有効でない場合には、種々の治療、検査が必要になるようです。
当クリニックでは
泌尿器疾患(膀胱炎、前立腺炎、包茎、包皮炎、ED)
性病(尿道炎、ヘルペス、クラミジア、コンジローマ)
の診察、投薬、外来手術を行っています。
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