院長コラム

泌尿器科専門医、性感染症学会認定医の若月院長からのお知らせや、アドヴァイスなど随時掲載いたします。

 尿道炎(淋菌、クラミジアなど)

尿道炎(淋菌、クラミジアなど)

 原因 ほとんどが性行為感染症


 女性の子宮の出口や、咽頭粘膜の細菌が男性の尿道に感染しますので、腟性交でも口腔性交でも感染します。

 

原因菌 

 1淋菌 2クラミジア 3非クラミジア非淋菌性(ウレアプラズマなど)4その他

潜伏期間

 通常は1-2週間程度(1日の場合もある)

感染確率

 最も高い淋菌で30%程度

症状 
 排尿時の痛み、不快感、かゆみ、違和感など。

ただし50%は無症状ともいわれる。尿道分泌液(黄色、白色、澄明などで、精液のように大量に出る場合から、朝だけ下着が汚れる程度のものまであります)

検査 
 尿道分泌液染色検査(メチレンブルー、グラム染色):白血球が一定数以上あれば尿道炎と診断されます。(淋菌がこの白血球の中にあれば、淋菌性尿道炎と診断されますが、培養検査か,PCR検査で確定しています。)

 細菌培養検査:淋菌の確定、その他の菌の確定と、薬剤感受性検査

 検尿:尿中白血球の確認 

 尿PCR検査:クラミジアや淋菌の確定

治療

 1淋菌性尿道炎(いわゆる淋病)
  CFIX 経口投薬
  耐性菌の場合 :トロビシン筋注、あるいはロセフィン静注(点滴)

 2クラミジア尿道炎 

 3非クラミジア非淋菌性尿道炎
  経口投薬
   テトラサイクリン系(ビブラマイシン)
   ミノマイシンcap
   マクロライド系(クラリシッド)
   ニューキノロン系(クラビット)
   グレースビット
   クラミジアが確定した場合には
   ジスロマックの1回投与

 

治癒判定
 1週間後に、尿道分泌液検査、尿検査
 クラミジアの場合には、治癒後1週間程度で、尿クラミジアPCR検査

大阪市北区の泌尿器科 若月クリニック院長より

ドクター若月疾患名解説

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