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06-6372-2002
院長コラム
泌尿器科専門医、性感染症学会認定医の若月院長からのお知らせや、アドヴァイスなど随時掲載いたします。
ケジラミ
ケジラミは主に外陰部の陰毛にケジラミが寄生して増殖し、痒みを伴う病気です。
診断はケジラミかケジラミの卵を確認することです。
痒みが強く、数が増えてくると、直接見つけることも容易です。
感染初期では、数も少なく痒みも少ないので、見つけにくいようです。
感染の機会があって(性行為)陰毛付近の痒みがある場合には、ケジラミ症が疑われます。
ケジラミの感染経路:
人体から離れると生存期間は48時間程度で、1日に10cm程度しか移動できませんので性行為などの接触による感染が多いのですが、寝具などを介しての家族間での感染もあります。
陰毛のほか、肛門周囲、胸毛、大腿部、腋下などの短毛を好みますが、髭、眉毛、睫の他子供や女性の頭髪にも寄生します。
ケジラミ症の原因:
ケジラミは人にだけ寄生して吸血します。
陰毛の根元に卵を産みますが、卵は1週間で孵ると脱皮して2-3週間で成虫となります。成虫は3-4週間生存して、30-40個の卵を産みます。
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