若月ドクター疾患名別解説・・・かもしれないと言われたら、事前に調べてあわてない。

「・・・じゃない?」「・・・の疑いがあるかもしれません。」そんな風に何気なく言われたら、とても気になるものですね。いったいそれはどんな病気なの?どんな症状?どんな治療をするの?・・・
若月ドクターがわかりやすく丁寧に解説しましょう。

■陰嚢の疾患
 

精索静脈瘤とは(男性)

精巣の上部がやわらかく腫れて、軽い痛みがありますが、臥位になると腫れが引きます。
陰嚢内の静脈が拡張して痛みを伴うことがあり、男性不妊の原因となる病気です。
精索静脈は陰嚢の付け根付近から、おなかの中に入って、左では腎静脈、右では大静脈へつながっています。
この静脈には逆流防止の弁がありますが、これの発育が悪いと、精巣のほうへ静脈が逆流して、静脈瘤となります。特に立位では症状が悪化します
治療は静脈を結紮する手術が必要です。

精巣上体炎(副睾丸炎)(男性)

精巣から出た精子は精巣上体を通って精管から精嚢、尿道へ移動します。
尿道から逆に精巣上体に菌が入ると、精巣上体が硬く腫れて、痛みを伴い、発熱も起こることがあります。
大腸菌などの細菌が原因の場合は発熱を伴い、痛みも高度になります。
性感染のクラミジア性の場合には、痛みは軽く発熱もありません。ただ性感染でも淋菌の場合には痛みが強く、発熱も伴います。

精巣腫瘍(男性)

精巣が大きく硬く腫れてきます。30-40歳程度の男性に多く見られます。
痛みはありませんが、悪性腫瘍ですので早急に診断して手術治療が必要です。

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